なぜ、経営者が作るのか

資金繰りは本来、経営者がかかわるべき仕事のひとつ

 こうした予測の数値は、請求書が出てからの数値であれば=経理担当者、案件の信ぴょう性などは=営業担当者、のように担当者や部門をまたがって会社の状況を判断しなければならない事柄になります。

また、重要な経営指標であるBSやPLなどの経営計画数値も加味したうえで、総合的に判断し作成していく必要があります。

 -支払サイトを改めてみる

-回収方法を変えてみる

 など、資金調達を調整するには、今後を予測したうえでの経営的判断を必要とする場面にもなってきます。

 仕事があっても、資金が底をついてしまい、会社が存続できなくなってしまう例も多いのが実状です。

 

経営者がしっかりと資金の流れをつかみ、将来にわたって安定した経営を実行できるためにも、資金繰り表の運用は欠かせない業務の一つです。