資金繰り表を作るための準備

資金繰り表は、将来のキャッシュフローです。

将来は過去の延長線上にあるため、まず実績の月次資金繰り表を作成したあと、それをもとに、今後の動向を予測にあわせて設定していきます。

最初に作成する「実績の月次資金繰り表」は、 

1.月次の試算表(貸借対照表と損益計算書)から作成する方法

2.銀行勘定帳と現金出納帳から作成する方法 

の2種類があります。

 

どちらからでも始められますが、月次の試算表をもとに資金繰り表のフォーム(管理する費目や分類など)を決めておく必要があります。

 

また、資金繰り表から、改善計画や営業活動の健全化を図るためにも、キャッシュフローの直説法(営業収入や仕入れ、主要な取引ごとに集計する)をイメージに作成することをお勧めします。